キャッテリーの理念

スコティッシュフォールドのブリーディングをしようと思ったきっかけのお話を少しだけさせて頂きます。ねこちゃんを飼おうと思ったのは私が体調を少し崩してしまった時に夫からペットでも飼おうと言われたことから始まりました。全く知識もない所からねこちゃんを飼い始め、ごはんからトイレから試行錯誤しながらねこちゃんが快適に過ごせるかを考え今の理念に至ります。

最初は1匹だったスコティッシュフォールドが気が付けば2匹に増えていました。
スコティッシュフォールドの丸く愛らしい顔、穏やかな性格、どれを取ってもとても魅力的なものでした。
ねこちゃんってこんなに可愛いものなんだと思うと同時に今まで猫と過ごしていなかった年月を悔やんだくらいです。
そして一緒に暮らしていく内に、自分の家族である可愛い子達の血筋を受け継いだねこちゃんが他のご家族の元で大切に愛されて育てられいるのを見ることができたらなんて幸せなことだろうと思ったのです。

しかしながら、ブリーディングという行為自体、本当に自分が行ってもいいのだろうかと自問自答の毎日が始まりました。簡単に命を生み出してしまえるからこそ、そこにはたくさんのリスクがありそれに対して責任を取れるのか。悩みながら夫婦で何度も相談を重ね、必ず下記の項目を行うという条件で始めることになりました。以下がその条件です。

①両親となるねこちゃんが健康であること(年1回の健康診断)
②スコティッシュフォールドが抱える深刻な遺伝子をなるべく残さないような交配にする
③両親となるねこちゃんに遺伝子検査を行い両品種に多いとされている病気の遺伝子が2匹ともクリアであること(具体的には、多発性嚢胞腎と肥大型心筋症)
④お母さんねこの出産は母体の負担を考慮し1年に1回とすること

利益優先でとにかく折れ耳のねこちゃんをたくさん産ませて、各個体に目が行き届かないような環境下で飼育を行っているブリーダーも残念ながらおられます。ねこちゃんが好きなら、一番優先されるべきはねこちゃんの健康と幸せのはずです。ペットショップで売られているねこちゃんは見た目は可愛いかもしれませんが、どのような人がどのような場所や環境でブリーディングしているかは分かりません。
このページをご覧になってこれからねこちゃんを飼おうと思っている方はできれば色々と調べて良いと思えるブリーダーの所へ足を運び、両親ねこちゃんや育った環境をご自身の目で見て確かめて頂きたいです。


もしご縁があり当キャッテリーの子ねこをおむかえして頂けることになりましたら、子ねこの成長の様子を1年に1回でもお写真などで送ってもらえるととても嬉しいです。
また、ねこちゃんを通して人の輪がつながっていけばそれもすごく素敵なことだと思います。


どうかみなさまのねこちゃんライフが充実したものになりますように

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SWEETSOUL